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淋病の男女で異なる症状のあらわれ方を徹底解説!

男性器に起こる淋病の症状

尿道から膿、排尿痛、尿道のかゆみや赤みといった症状

男性の場合、1番発症しやすい症状は、尿道に淋菌が感染して炎症を起こす“淋菌性尿道炎”です。
感染機会から約2~7日の発症するまでの潜伏期間を経てから、症状があらわれ始めます。
尿道炎全体のおよそ4割が淋菌性尿道炎といわれており、他の性感染症と比べても、尿道炎の症状が強く出るという特徴があり、異変がわかりやすく、気づきやすくなっています。

淋菌性尿道炎の症状
尿道から膿(黄白色、多量)
排尿痛
尿道のかゆみや赤み

かゆみ物質を放出する細胞を刺激してかゆみが生じたり、尿道の粘膜が細菌によって傷つき排尿痛を招きます。
また、炎症から化膿し、白血球、血清、その他壊れた細胞、死んだ細菌などが含まれている膿が生じることがあります。

精巣の痛みや腫れ、発熱といった症状

淋病性尿道炎を治療せずに放置すると、尿道のさらに奥にある精子を貯蔵している精巣上体(キンタマ付近)へ感染が広がってしまいます。
淋菌が精巣上体へ進行すると炎症を起こして、“淋菌性精巣上体炎”となります。

淋菌性精巣上体炎の症状
精巣の痛みや腫れ
発熱

免疫を活性化させるために発熱を伴いますが、微熱であることが多いです。まれに38度といった高熱がでることがあります。精巣の痛みや腫れがひどい場合には、歩行するのも困難になることがあります。

精子を精管に運ぶ働きを持っている精巣上体が炎症を起こすと、精子の通路が塞がってしまうことがあります。
片方だけでなく、両側で起きてしまうと、射出精液中に精子が一匹もいない状態となってしまう不妊症になってしまう可能性が高くなります。治療を終えたとしても、精管の通過障害が残ることがあります。

女性器に起こる淋病の症状

おりものの量が増える、悪臭、色の変化などの生理に似た症状

女性の場合、1番発症しやすい症状は、子宮頸管に淋菌が感染して炎症を起こす“淋菌性子宮頸管炎”です。
子宮と膣をつなぐ子宮頸管は、痛みの感覚を感じる神経がほとんどなく、痛みや炎症などがあらわれにくい部分になっています。なので、症状があらわれたとしても軽いことが多く、生理の症状と勘違いしやすくなっています。潜伏期間も明らかになっていません。

淋菌性子宮頚管炎の症状
おりものの量が増える
黄緑色っぽいおりものが出る
悪臭のするおりものが出る

おりものには、膣のうるおいを保ち、細菌などが子宮に侵入するのを防ぐ役割があります。
子宮頸管で細菌などが増加すると、それに応じて分泌される量が増えます。
また、黄緑っぽい色の卵が腐ったような臭いがするおりものがでます。これは、おりものに細菌や免疫細胞の死骸が混ざることでおきます。

また、膣口の左右に存在する分泌腺であるバルトリン線や尿道に感染することがあります。
外陰部の痛みや腫れ、排尿痛などがはっきりあらわれます。

下腹部痛、発熱、不正出血、右上腹部痛といった症状

子宮頸管炎がさらに悪化すると、卵管炎や卵巣炎や骨盤腹膜炎を引き起こします。
これらの疾患は併発することが多いので、まとめて“骨盤内炎症性疾患”と呼ばれています。
この段階になると大半の女性に、はっきりとした症状があらわれます。

骨盤内炎症性疾患の症状
下腹部痛
発熱
不正出血

骨盤内にある臓器を覆っている腹膜、卵管、卵巣が炎症を起こすと下腹部に痛みを感じることがあります。まれに、動くことができないほどの激痛が走ることもあり、救急外来を受診しなければならないケースもあります。
また、受精卵を子宮まで運ぶ役割がある卵管の運動機能が低下し、卵管閉塞(卵管が塞がる)、卵管周囲癒着(卵管の組織同士がくっつく)を引き起こし、不妊症になることがあります。

骨盤内炎症性疾患が進行すると、最終的に肝臓の裏側周辺にまで侵攻し、“肝周囲炎”(フィッツ・ヒュー・カーティス症候群)を引き起こします。
右上腹部痛に激しい痛みなどが生じ、淋病がかなり進行した状態です。

淋病の症状は性器だけでなく喉や目や肛門にもあらわれる

喉の痛みや腫れ、耳周辺の痛みや難聴、発熱といった風邪に似た症状

淋病はオーラルセックスやディープキスなど口を使った性行為を介して、喉にも感染し“淋菌性咽頭炎”を発症します。

淋菌性咽頭炎の症状
喉の痛みや腫れ
耳の周辺の痛みや音が聞こえにくくなる(難聴)
発熱

風邪と非常によく似た症状があらわれるため、淋病性咽頭炎に感染していると気づかないことがほとんどです。医者であっても症状だけで区別することは難しく、病院やクリニックでの検査が必要となります。

まぶたの腫れ、目に強い充血、目に多量の膿や目やにといった症状

淋病感染者の体液・精液が目に入ったり、分泌物が着いた手で目を擦ることで“淋菌性結膜炎”を発症します。淋菌性結膜炎は、母子感染によって新生児が発症しやすい疾患の1つですが、成人でも感染します。

淋菌性結膜炎の症状
まぶたの痛みや腫れ
目の強い充血
目に多量の膿や目やに

感染機会から約12~48時間にわかりやすく症状があらわれ、目に強い炎症を起こし、まぶたが腫れて、多量の膿が出ます。最悪の場合、全眼球炎や失明に至ることもあり注意が必要です。

肛門のかゆみ、出血、痛み、膿、下痢といった症状

アナルセックスや淋菌感染者の体液が肛門の中に流れ込むと、直腸の粘膜に感染し、“直腸淋菌感染症”を発症します。

直腸淋菌感染症の症状
肛門のかゆみ
肛門からの出血
排便時や性交時に肛門に痛み
肛門から膿
下痢

症状があらわれにくく、直腸淋菌感染症と気がつかないことがほとんどです。近年、アナルセックスの増加で感染者数が増加傾向にあるため注意が必要です。

淋病が血液に感染することで全身に症状があらわれることがある

淋病感染者の約1~3%に起こり、淋菌が血液に感染し、全身に症状が出てしまうことがあります。 これを“播種性淋菌感染症”といいます。

播種性淋菌感染症の症状
全身の関節の痛み
発熱、悪寒
頭痛
皮膚にできものができる

感染すると急激に発症し、主に全身の関節の痛みや発熱を伴います。まれに心膜炎、心内膜炎、髄膜炎および肝周囲炎などといった心臓や肝臓の病気に発展することがあるので注意が必要です。

淋病の症状があらわれたら検査を受けて早期治療!

淋病は、オーラルセックスやディープキスなど感染経路が豊富で、症状があらわれにくいため、気づかぬうちに感染していることがあります。
自然に症状がおさまることもありますが、完治したわけでなく、治療が必要となります。
感染に繋がる疑わしい行為をした、普段みられない身体の変化が起きた場合には、早めに検査を受けて感染の有無を確認しましょう。

淋病はクラミジアと併発していることが多いため、クリニックや病院では、同時に検査を受けることを推奨しています。
また、淋病とクラミジアの同時検査がセット料金で受けることができる所があるので、ホームページや電話で確認してみましょう。

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