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ビブラマイシンは性器や咽頭におこるクラミジア性の炎症を鎮める薬

ビブラマイシンはクラミジアをはじめ様々な感染症に効果を発揮する

ビブラマイシンは、アメリカのファイザー社によって開発されたテトラサイクリン系の抗生物質です。性器や喉の周辺におこるクラミジア感染症などの性病をはじめ、中耳炎や副鼻腔炎といった一般的な感染症の治療にも用いられます。

ビブラマイシンの有効成分と適応菌種

ビブラマイシンの有効成分「ドキシサイクリン」は、クラミジアの原因菌をはじめとした細胞壁をもつ細菌に作用して増殖を抑えます。性器や喉の周辺におこるクラミジア感染症などの性病をはじめ、中耳炎や副鼻腔炎といった一般的な感染症の治療にも用いられます。

【適応菌種】
クラミジア属/ブドウ球菌属/レンサ球菌属/肺炎球菌/淋菌/炭疽菌/大腸菌/赤痢菌/肺炎桿菌/ペスト菌/コレラ菌/ブルセラ属/Q 熱リケッチア(コクシエラ・ブルネティ)
※ドキシサイクリンに感性があるものに限ります。

細菌は、リポゾームという器官を働かせることでタンパク質の合成をおこないながら増殖していきます。リポゾームは人の細胞内にもありますが、細菌のそれとは形が違うのです。ビブラマイシンの有効成分であるドキシサイクリンは、リポゾームの形の違いを判別し、細菌の細胞に対してのみ作用します。

クラミジア性の感染症に対して特に高い効果を発揮します。

ビブラマイシンは、性器クラミジア感染症やオウム病など、クラミジア性の感染症に対して特に高い効果を発揮します。国内で行われた臨床試験では、クラミジア性の尿道炎に対しては97%、子宮頚肝炎に対しては90%の割合で有効であるという結果がでています。また、クラミジア・シッタシに感染することでおこるオウム病に対しては、100%の割合で有効であるという結果がでています。

性器クラミジア感染症を治療するための用法・用量

性器クラミジア感染症にかかった場合、1回100mgを1日2回、7日間にわたって服用するとされています。ただし、ビブラマイシンの服用方法は、症状によっては医師の判断により増減することがあります。

ビブラマイシンが食道に留まった状態で崩壊し潰瘍を起こすことがあります。そのため、十分な量の水と一緒に飲みほすことを心がけ、なるべく就寝直前の服用は避けましょう。

空腹時に服用することで効き目のピークが早く訪れます。

ビブラマイシンは、食事によって有効成分の吸収が妨げられることはありませんが、食後に服用した方が効き目のピークが早く訪れます。空腹時にビブラマイシンを服用した場合の成分血中濃度は、およそ3時間後がピークとなり、12時間が経過したタイミングで半減します。

妊婦・授乳中の女性・小児への使用は原則的に認められていない

ビブラマイシンは、胎児や小児の骨や歯の発育に、次のような悪影響を及ぼすことが確認されています。

  • 骨の発育が阻害される
  • 歯が黄色っぽく着色する
  • 歯のエナメル質が生成されなくなる

そのため、妊婦や授乳中の女性、8歳以下の小児が服用することは原則的に認められていません。治療上のメリットがリスクを上回る場合や、他の薬剤が使用できないと医師によって判断されないかぎりは、服用を控えておきましょう。

ビブラマイシンを服用することでおこる主な副作用と対処法

ビブラマイシンの主な副作用には、食欲不振、下痢、腹痛、吐き気などの胃腸症状や口腔内の炎症、過敏症による発疹です。そのほかにも、頭痛や目まいなどの副作用も報告されています。軽めの症状であっても、長引いた場合は念のため医師への相談を行いましょう。

体質によって発生頻度には個人差があります。胃腸におこる副作用の発生頻度を下げるためにも、ビブラマイシンを服用する際の水の温度には注意しましょう。冷水よりも常温の水またはぬるめの白湯と一緒に服用することで、胃腸への負担を減らしましょう。

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