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性器や口・唇にブツブツが!ヘルペスについての基礎知識

ヘルペスとは、性器をはじめとした身体の様々な部位に、疱疹(水ぶくれ)を引き起こすウイルス性の感染症です。

このページでは、クラミジアに次いで感染者の多い性器や口にあらわれるヘルペスについての基本的な情報を紹介しています。

性器ヘルペスとはウイルス性の感染症!

性器ヘルペスは「単純ヘルペスウイルス」という病原体に感染することでおこります。病原体は性器の皮膚や粘膜から侵入し、腰骨のあたりにある神経の根元に潜伏します。

神経に潜伏した病原体が活発に働きはじめると、性器をはじめ下半身の様々な箇所に痛みや痒みをともなう赤みを帯びた水ぶくれがあらわれるのです。

性器ヘルペスの主な感染経路は性行為による粘膜の接触です。

ウイルスの種類は1型と2型の2つがあり、主な感染経路は性器同士の粘膜が擦れ合う性行為です。ペニスを膣に挿入する行為だけでなく、性器と直腸の粘膜が触れ合うアナルセックスでも感染します。

そのほかにも、オーラルセックス(口腔性交)によって、性器から口、口から性器といった経路で感染する場合もあります。病原体が口腔内に感染していた場合、ディープキスなどでも感染する場合もあります。

感染者の唾液が付着した食器やタオルを短時間で使いまわすという経路もあるため、感染の予防には十分な注意が必要です。

基本的な予防策はコンドームを着用すること!

性器ヘルペスにかぎらず、性感染症を予防するためにはコンドームの使用は絶対です。着用していたからといってウイルスの感染を完全に予防できるわけではありませんが、感染する確率は確実に下げることができます。

性器ヘルペスの原因や病原体の特徴を掴んで正しく対策!

性器ヘルペスの感染者は男性よりも女性が多い

2006~2015年の10年間で性器ヘルペスを発症し病院を受診している患者の数は全体で87424人です。

性器ヘルペスの感染者全体に対する性別・年齢別の割合

男女の割合は男性が40%・女性が60%と明らかな偏りがみられます。女性が男性に比べて割合が高くなる一因となっているのが「生理や妊娠」です。生理や出産をキッケカケに性器ヘルペスを発症するケースは珍しくありません。

性器ヘルペス感染者の性別・年齢別の割合
(2006~2015年)
年齢/性別 男+女 男性 女性
全体 人数 87424 34818 52606
割合 100.0% 39.8% 60.2%
10代未満 人数 85 33 52
割合 0.1% 0.0% 0.0%
10代 人数 3589 745 2844
割合 4.1% 1.0% 3.0%
20代 人数 26420 8204 18216
割合 30.2% 9.0% 21.0%
30代 人数 23395 10128 13267
割合 26.8% 12.0% 15.2%
40代 人数 14725 7591 7134
割合 16.8% 8.7% 8.2%
50代 人数 9373 4351 5022
割合 10.7% 5.0% 5.7%
60代以上 人数 9837 3766 6071
割合 11.3% 4.3% 6.9%

性別・年代別でみると20代・30代の女性が圧倒的に多い!

上記の表のとおり、最も報告されている数が多いのは20代の女性、2番目に多いのが30代の女性です。年齢が若い方ほど性器ヘルペスへの免疫をもっている方が少ないことや、複数のセックスパートナーを抱える傾向が強いことが要因として考えられます。

単純ヘルペスウイルスが胎児に感染すると重大なリスクを招く!

性器ヘルペスや口唇ヘルペスの病原体が胎児に感染すると、脳に重大な障害をもたらす脳炎や髄膜炎を発症します。実際に感染しているケースでは、胎盤内での感染が5%、産道感染が85%となります。発症していない感染する危険性はありませんが、出産を控えている方は早急に医師の診察をうけ正しく対処しましょう。

性器ヘルペスの症状。発症するタイミングや男女別に解説

性器ヘルペスが“厄介な病気”といわれる3つの理由

性器ヘルペスは、症状自体は軽めのものがほとんどですが、極めて厄介な2つの特徴があります。

皮膚が傷ついてしまうので他の病原体に重複感染しやすくなります。

性器ヘルペスに感染すると、性器やお尻に水ぶくれのような症状があらわれ、水ぶくれが破裂すると潰瘍ができ皮膚がただれます。皮膚のバリア機能が低下すると、病原体が体内に侵入しやすくなるのです。そうなると、他の性病に重複感染する確率を高くなります。

性器ヘルペスに感染すると完全に治癒させることはできません。

性器ヘルペスの病原体を完全に死滅させる薬はありません。単純ヘルペスウイルスには、一般的な性感染症の治療に使用されている抗生物質が効かないのです。現在のところ最も有効とされているのは、抗ウイルス作用がある特効薬の内服です。

性器ヘルペスは再発しやすい!抗ウイルスを活用して上手に付き合う

性器ヘルペスは再発しやすい性感染症です。症状が一旦おさまった後も、体調や環境の変化によって病原体が活性化し再発症するケースは少なくありません。

性器ヘルペスと上手に付き合っていくためには、抗ウイルス作用をもった医薬品を活用して症状の悪化するのを未然に防ぐことが大切です。

国内の病院で多く処方されている抗ウイルス薬
バラシクロビル(商品名:バルトレックス)
アシクロビル(商品名:ゾビラックス)

性器ヘルペスの症状が初めてあらわれた場合は、水ぶくれや潰瘍といった症状が確認できてから薬を内服することになります。

再発時は、発症の兆候を感じた時点で薬を服用することで、皮膚に症状があらわれるのを防ぐことができます。

性器ヘルペスに有効な薬の種類と効果的な治療法

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