menu

性器クラミジア感染症について【どこよりも解りやすく】解説

性器クラミジアは正しく対処すれば1ヶ月で治せる性感染症

性器クラミジア感染症は、クラミジア・トリコマティスという細菌に感染することでおこる、日本で最も感染患者が多い性感染症です。厚生労働省による定期調査では、性器クラミジアの感染患者が毎年2万4千人を超える規模で発生していることがわかっています。

性器クラミジアは、主に無自覚な保菌者との性行為により感染します。クラミジアの原因となる細菌は、外気に触れると短時間で死滅する嫌気性生物(けんきせいせいぶつ)です。血液や体液、粘膜を通して人から人へ感染します。

この病気の厄介なところは、感染後にハッキリとした自覚症状があらわれにくいということです。仮に症状があらわれたとしても見落とされやすく、多くの感染者を発生させる大きな要因となっています。

とはいえ、正しく対処すれば基本的に1ヶ月で完治できるので、仮に感染していることが発覚したとしても悲観的になる必要はありません。性器クラミジアは感染者が多い反面、すでに確実性の高い検査法や治療法が確立されているのです。

性器クラミジアの原因は性行為だけ?感染経路について解説

こんな変化が身体におこったら性器クラミジア感染症の疑いアリ!

性器クラミジアの原因となる細菌に感染すると、1~3週間の潜伏期間を経て性器周辺や喉に炎症をおこします。炎症範囲は一ヶ所に留まらない場合もあるため、次にあげるような身体の変化が確認できた場合、なるべく早めに検査を受けることが大切です。

男性の身体におこる変化

男性が性器クラミジアに感染すると、尿道や喉の粘膜が炎症をおこします。また、尿道を遡るように感染範囲が広がると、精巣の上部に位置している精巣上体(副睾丸)が炎症をおこす場合もあります。

尿道炎の症状
尿道からの分泌物(うみ)
尿道の痒み不快感
軽度の排尿痛
精巣上体炎の症状
精巣上体(副睾丸)の腫れ
副睾丸の痛み・違和感
軽度の発熱
咽頭炎の症状
喉の痛み
咳(せき)

女性の身体におこる変化

女性が性器クラミジアに感染すると、子宮経管(子宮の入口)や喉の粘膜が炎症をおこします。子宮頸部に宿った細菌は、卵管や卵巣といった子宮内部だけに留まらず、腹膜や肝臓の周りにある被膜にまで遡るように感染範囲を広げる場合があります。

子宮頸管炎・卵管炎・卵巣炎の症状
おりものの増加
不正出血
下腹部の痛み
性交時の痛み
肝周囲炎の症状
上腹部の痛み
下腹部の痛み
咽頭炎の症状
喉の痛み
咳(せき)

見落とすと後が怖い!クラミジアの症状を男性・女性ごとに徹底解説

コンドームだけでは性器クラミジアの感染を防ぎ切れない

性器クラミジアの原因となる細菌は、主に尿道や膣の粘膜が直接触れ合うことで感染します。そして、なるべく感染する確率を下げるにあたって、コンドームの着用が必須であることは誰もが知るところです。

しかしながら、コンドームを着用していたとしても性器クラミジアの感染を防ぎ切ることはできません。また、コンドームを着用するタイミングが性器を挿入する直前であった場合、避妊はできますが感染を予防する効果は半減します。

なぜなら、クラミジアの原因菌は、性器を挿入する前にオーラルセックス(口腔性交)を行った場合「性器から口の中(口腔内)・喉の奥(咽頭)」または逆の経路を辿って感染することがあるからです。もちろん、口から口へ感染する場合もあります。

日本性感染症学会が公表している治療ガイドラインによると、女性の性器からクラミジア菌が検出されていた場合、10~20%割は喉にも感染しているとされています。性器クラミジアの感染を防ぐためにも、コンドーム着用のタイミングに注意し、できるかぎり保菌者だと疑われる相手との性行為は控えましょう。

性器クラミジアは「検査→投薬→検査」の3ステップで完治できる

性器クラミジアを完治させるまでの流れを、3つのステップに分けて解説します。

ステップ①
治療前の検査で原因となる細菌の感染を確かめる

性器クラミジアの感染だと疑われる症状が確認できた場合は、速やかに病院を受診して診察・検査を受けましょう。性病科・泌尿器科・産婦人科がある病院を受診してください。もちろん、症状がなくとも検査を受けられますので、感染の不安がある場合は受診しておいた方が賢明です。

パートナーにも感染している疑いがある場合は、ピンポン感染を防ぐためにも同時に検査を受けるのが理想です。時間の都合や恥ずかさから、どうしても病院に通えないという方には、若干精度は落ちますが検査キットを自宅に取り寄せて確認するという選択肢もあります。

クラミジア検査は病院だけじゃなく保健所や自宅でも可能

ステップ②
感染が確認されたら症状に適応する抗生物質で治療開始

治療前の検査で性器クラミジアの原因となる細菌の感染が確認されたら、抗生物質(内服薬または点滴剤)を使って治療します。よほどの重症だと診断されないかぎり、内服薬の服用だけで治療できます。

性器クラミジアの治療に推奨されている抗生物質は、マクロライド系、テトラサイクリン系、ニューキロノン系の3種類です。中でも推奨度が最も高いとされているのは、高い持続性・安全性を兼ねそなえたマクロライド系の抗生物質です。

クラミジアを完治させる薬の種類と治療期間中の【重要な】注意点

ステップ③
服薬後の検査によって原因菌が死滅したかを確認

性器クラミジアは、服薬開始から2~3週間後に行われる検査の結果、原因菌が検出されなければ完治したと診断されます。何度も病院に足を運ぶ煩わしさはありますが、服薬後の検査を必ず受けましょう。

抗生物質の効果により症状が改善することで、「完治した!」と早まった自己判断をしてはいけません。体内に細菌が残っていた場合、免疫力の低下などをキッカケに症状が再発するケースは少なくないのです。

ページの先頭にもどる




Copyright © 2016 おしえてSTD(@通販) All Rights Reserved.